往復2時間、滞在10分。子どもの発熱は、順番にやってくる
お疲れ様です!まみえです。今日もなんとかやってます(’∀’)v
とある火曜日のことです。私が職場にいた時間は、10分でした。
火曜日、始業直後の電話
朝、職場に着いて、さあ今日も一日がんばろう……と席についたところで、スマホが鳴りました。息子からです。「38.8℃ある」
頭の中に並んでいたその日の予定が、音を立てて崩れていきました。上司に謝りながら事情を話して、来た道をそのまま引き返します。バスの待ち時間も入れて、片道1時間。職場にいた時間、10分。バスに乗っていた時間は、往復で2時間でした。
帰宅中の頭の中…不思議ですよね。考えるのは悪いことばかり。「悪化してないかな」「水分とれてるかな」。家に着いて、寝ている顔を見て、やっと大きく息ができました。
幸い、翌日にはケロッと回復。頑張りが続いていたので、疲れが出たのかもしれません。
そして金曜日、今度は別の息子
水曜、木曜と普通に働いて、「今週もなんとか乗り切ったな」と思った金曜の朝。今度は別の息子が言うのです。「なんか、だるい……。」
はい、きました。発熱リレー、第2走者。
子どもが複数いるご家庭なら、深くうなずいてもらえると思います。子どもの体調不良は、順番にやってくる。しかも絶妙に、親の予定が詰まっている週を狙ってくる。あれ、なんででしょうね。
その日は看護休暇をいただいて、息子のそばにいました。
思い出す、あの日の坐薬
子どもたちが大きくなった今は、体調を崩すことはだいぶ減りました。でも4人が小さかった頃は、それはもう、終わりの見えないリレーで。
そして当時は今よりずっと、「子どもの熱で休みます」が言いづらい時代でした。私の職場は、子どもの体調不良で休もうものなら嫌味を返す人もいたのです。
忘れられないことがあります。娘がまだ保育園の頃。朝、熱がありました。
熱を「下げる」ことと、病気が「治る」ことは、別のこと。そんなことは重々わかっていました。わかっていて、私は坐薬で熱を下げて、登園させたんです。
「子どものためなので休みます」と言い切れる強さは、あの頃の私にはありませんでした。それでも、熱のある娘のそばに行く方法を探して、たどり着いたのがこれでした。保育園から「お熱です。お迎えに来てください」と連絡が来れば、職場を出られる。あのときの私には、それが精一杯だったんです。
結局、熱は下がりませんでした。お迎えに行った私は、先生に、だいぶ叱られました。しんどい体のまま待っていた娘を思えば、当然です。それでも、あの日は、ああすることしかできなかった。
今の私があの頃に戻れたとしても、子どものことも自分のことも一身に抱え込んでいた当時の私に「休めばよかったのに」とは、言えません。それくらい、「休めない」が当たり前の空気の中で、毎日綱渡りをしていました。
時代は、少しずつ変わった
あれから時間が経って、「子の看護休暇」という制度も、ずいぶん使いやすくなりました。今日の私は、同僚への感謝の気持ちと少しの申し訳なさも抱えて息子の寝顔の横にいます。あの日の私に、教えてあげたいです。「ちゃんと休める日が来るよ」って。今の職場が恵まれているんだと思います。職場が変われば、また休みづらい日々が始まるのかもしれません。休んだ人の分がしわ寄せになるんですもんね。仕方のないことでもあると思います。
今まさに綱渡りの真っ最中のママやパパへ。子どもの熱は、あなたのせいじゃありません。休むことは、逃げることでもありません。仕事は、なんとかなります。なんとかならなかった日も、振り返ってみれば、なんとかなっています。いつか、子どもが大きくなって子の看護のために休む必要がなくなったときに、子育て世代を広い心で支えてあげられるようになれたらいいですね。
あの日叱ってくれた先生は、娘のために本気で怒ってくれたんだなと、今なら分かります。先生、ありがとうございました。娘、ごめんね。
失敗やむなし!今日も子どもの健康を背負って、なんとかやってます♪
