エッセイ

友達と出かけた息子が、駐車場で倒れた日のこと

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お疲れ様です!まみえです。今日もなんとかやってます(’∀’)v

数年前の夏、忘れられない出来事がありました。

あの日のこと

息子が、まだ小学校高学年だった頃です。

その日、息子は友達と近所に買い物に出かけていました。何気ない、いつもの夏休みの一日のはずでした。

コンビニで買い物を終えて、外に出た瞬間——駐車場で、ふらっと倒れたそうです。

幸い、その場にいた大人の方や、コンビニの店員さんがすぐに気づいてくれました。店内まで運んでくださり、体を冷やしながら、救急車を呼んでくださったんです。

結果的に、大事には至らず、しばらく病院で様子を見たあと、無事に帰宅できました。

見ず知らずの方々が、迷わず助けてくださったこと。今でも、本当にありがたく思っています。

親の目の届かないところで

大したことがなくてほっとしたものの、周囲の方にご迷惑をかけて申し訳ない気持ちもありました。

そしてなによりも、ぞっとしたのを思い出します。

自分の目の届かないところで、我が子が倒れた。もし、誰も気づいてくれなかったら。もし、もっと重症だったら——考えると、今でも背筋が冷たくなります。

スポーツをするときには、塩分入りのタブレットを持たせるようにしていました。麦茶もこまめに飲ませていましたし、糖分の多いスポーツドリンクは、日常的には必要ないと思って控えていました。ここは、今でも間違っていなかったと思っています。

でも、「ちょっとコンビニに行くだけ」の日は、そこまで意識していませんでした。運動をするわけでもない、近所へのお出かけ。まさか、そんな”何でもない外出”で倒れるとは、思ってもみなかったんです。

お医者さんからは、こんな説明もありました。「涼しいコンビニから、蒸し暑い外に急に出たことで、温度差でめまいが起きたのかもしれません」と。

あとで調べてみると、これは「熱失神」という、ちゃんと名前のある症状でした。暑さで体温を下げようと皮膚の血管が広がり、脳への血流が一瞬減ってしまう。涼しい場所から暑い場所へ急に移動することで、この反応が起こりやすくなるそうです。

実はこの「熱失神」、熱中症の中でも軽い段階(Ⅰ度)に分類される症状なんだそうです。熱中症というと、炎天下で長時間過ごしたときのイメージが強かったのですが、こんな一瞬の温度差でも起こりうるんだと知り、驚きました。

管理栄養士としては、汗で失われるのは水分だけでなく塩分やミネラルも、というのは知っているはずの話でした。でも、いざ「特別なことをしない日」の我が子のこととなると、頭の片隅に追いやってしまっていたんだと思います。知識と、日常のふとした瞬間への意識は、また別物なんですよね。

そういえば、息子はその後もクラブ活動中に頭痛や吐き気を訴えて連絡が来たことがありました。スポーツをしているときのめまいや頭痛・吐き気は、また少し違う「熱疲労」の症状だったのかもしれません。熱中症は、症状の出方が一つではないんですね。

運動しているときは対策していたつもりでしたが、それでも体調を崩すことがある——熱中症は、こちらの想定を軽々と超えてくるんだなと、感じています。

「気合と根性」では乗り切れない夏になった

私たち親世代が子どもだった頃の「水分は根性で我慢」「多少の暑さは気合で乗り切る」——そういう感覚は、もう通用しない時代になっていると思います。

2025年の熱中症による救急搬送は、10万人を超え、統計を取り始めて以来、過去最多だったそうです。夏の気温の記録も、1898年の統計開始以来、最も高かったとのこと。気象庁は「これほどの高温は、地球温暖化がなければほぼ起こり得ない」と指摘しています。

昔の「よくあること」が、今は「本当に危険なこと」になっている。まずこの前提を、私たち親がアップデートしないといけないなと感じています。

子どもが熱中症になりやすい理由

調べてみると、子どもには大人と違う理由があることも分かりました。

  • 汗をかく機能がまだ未熟で、暑さを感じてから汗をかき、体温を下げるまでに時間がかかる
  • 体重に対して体の表面積が広く、外の気温の影響を受けやすい
  • 身長が低いぶん、地面からの照り返しの熱を、大人より強く受けている

「うちの子、大丈夫」と思っていても、体の仕組み自体が、もともと熱中症になりやすくできているんですね。

今、気をつけていること

あの日から、我が家で意識するようになったことです。

  • 喉が渇く前に、こまめに水分と塩分を補給する(水だけでなく、スポーツドリンクや塩分も)
  • 屋外や運動中は15分に1回くらい、室内でも30分に1回は水分補給
  • 通気性のいい服、外出時は帽子を
  • 顔が赤い、大量の汗、元気がない、よく寝ているのにあくびをしている——そんな様子があれば、すぐ涼しい場所で休ませる
  • 車の中に、短時間でも子どもだけを残さない

そして何より、子ども自身が「あれ、なんか変だな」と感じたら、我慢せずに大人に伝えられるように。日頃から話しておくことも、大事だなと思っています。

おわりに

あの日、駐車場で助けてくださった方々、コンビニの店員さん。本当にありがとうございました。

この記事を読んでくださった方の大切な人にも、同じことが起きませんように。そんな気持ちを込めて、今日は書きました。

失敗やむなし!今日も暑さに気をつけながら、なんとかやってます♪

ABOUT ME
まみえ
まみえ
4人の子ども、夫とポメラニアンと暮らす、失敗だらけの母です。 「たいていのことは思い通りにいかない!」をモットーに、リアルな子育ての日常をシェアしていきたいとブログをはじめました。
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